『顕在意識』と『潜在意識』の間には、その2つの意識を分け隔てている膜(まく)のようなも のがあると想像して下さい。 通常大人はこの膜がしっかり張られており、日々の生活でたとえ嫌な事があったとしても、その 出来事で生じた『嫌な思い』を自分の『潜在意識』に入れることなく、その生じた感情を跳ね返 すことが出来ます。
しかし、子供にはこの膜がまだありません。
その為その子にとって嫌な事が起きた場合、その『嫌な思い』がダイレクトにその子の『潜在意識』に入ってきます。
自己表現がはっきりしている子供の場合、「泣いたりわめいたり」して、その子なりのストレス対処方法で『潜在意識』に入った嫌な感情を発散させます。
けれども自己表現が苦手で内気な子供、いわゆる世間で一般的に言われる『いい子』の場合、この嫌な感情をそのまま抑圧して『潜在意識』に溜め込んでしまいます。
これが幼少時代のトラウマの形成です。
大人は普通子供のようにはなりませんが、突発的な事故や自分の感情に強烈に訴える出来事に遭遇した場合、『潜在意識』に残り、トラウマになるケースがあります。
また、この『潜在意識』には『その人自身の全ての前世から持ち越してきた、ある体験に伴う感情の集合体』といったものがあります。各々の前世の中で、その時に強い感情を伴った同じような体験を、また別の前世で何度も繰り返しているのです。言い換えれば毎回の人生で似たようなことを体験しており、習慣になってしまっているのです。
これは良くも悪くもその人自身の『思考と行動を制限している』と言い換えることができます。本人は気づいていなくとも、無意識下で自分自身に『条件付け』をしており、ある『一定の枠の内での思考・行動パターン』となってしまっているのです。
この『思考と行動の制限』に気づけばもっと自由度の高い人生を生きることができます。
本来の人間の成長とは『自分自身の制限、枠に気づき、意識を拡大しながら自由度の高い人生を送る』ことです。
けれどもとてもすばらしいことに、『潜在意識』は『自分にとって有意義なプラスの感情(良い思い込み)』を取り込むことも出来るのです。
意図的に催眠状態を作り出し、『良いイメージ』をどんどん送り込むのです。
スポーツ選手やショービジネス界、優秀な経営者は多かれ少なかれ皆さんが行っている事です。
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